HOME  >  弦楽器   >   《ヴァイオリニストたちが愛したショパン》タイアップCDいよいよ発売!

《ヴァイオリニストたちが愛したショパン》タイアップCDいよいよ発売!

発売から大変好評いただいている《ヴァイオリニストたちが愛したショパン》

ここに収められたヴァイオリンとピアノのためのショパンの編曲 5作品を演奏したCDが、フォンテックから2014年11月5日にいよいよ発売されます!!!
FONTEC. FOCD9656 (定価¥2,500+税)

演奏しているのは、長らくNHK交響楽団の名コンサート・マスターとして活躍し、現在もヴィルトゥオーソ・ヴァイオリニストとして幅広い演奏活動をされている徳永二男さんです。
(録音:2013年、富士見市民文化会館 キラリふじみ )

全音の《ヴァイオリニストたちが愛したショパン》は「ヴァイオリンとピアノのためのショパン編曲集」という副題に示すように、イザイ、サラサーテ、ウィルヘルミといった往年の名ヴァイオリニストたちが愛奏したフレデリック・ショパンのピアノ曲の編曲楽譜を、ヴァイオリン・パートとピアノ・スコアのセットで出版したものです。

注目して欲しいのは、6つの『無伴奏ヴァイオリン・ソナタ』や『子どもの夢』の作曲家として知られるベルギー出身の大家ウジェーヌ・イザイによる編曲で、実際これまで出版されることがなかった幻の『バラード第1番ト短調』が、世界ではじめて演奏できる形に校訂された楽譜で収められています。(校訂者である永田郁代さんが、今回のCD録音でピアノ演奏を担当しています)
これはイザイの遺族であるジャック・イザイ氏の承認に基づき、また従来はプライヴェートな形で出版されていた『ワルツ第14番ホ短調 遺作』のイザイの編曲も、ジャック氏のご厚意により同時に収められました。

加えてパブロ・デ・サラサーテ自身が録音を遺した「ノクターン第2番」、また「G線上のアリア」の編曲者として有名なアウグスト・ウィルヘルミによる「ノクターン第8番」など興味深い選曲。ヴァイオリンを演奏する人にとって、ぜひ手もとに置いておきたいアルバムになっています。

ショパン
1. バラード 第1番 ト短調 Op.23(イザイ編曲)
2. ワルツ 第14番 ホ短調(遺作)(イザイ編曲)
3. ワルツ 第3番 イ短調 Op.34 No.2(サラサーテ編曲)
4. ノクターン 第2番 変ホ長調 変ホ長調 Op.9 No.2(サラサーテ編曲)
5. ノクターン 第8番 ニ長調* Op.27 No.2 [*原調:変ニ長調](ウィルヘルミ編曲)

また今回発売されるCDでは出版された上記の5曲の他、次の4曲が収められています。

6. ポロネーズ 第1番 ニ短調* Op.26 No.1 [*原調:嬰ハ短調](ウィルヘルミ編曲)
7. ノクターン 第11番 ホ短調* Op.37 No.1 [*原調:ト短調](ウィルヘルミ編曲)
8. ノクターン 第19番 ホ短調 Op.72 No.1(アウアー編曲)
9. 華麗なる大円舞曲 ト長調* Op.18 [*原調:変ホ長調](ザイツ編曲)

Violin: 徳永二男 (1-9) 
Piano: 永田郁代 (1-2)、小森谷裕子 (3-9)

fontec-FOCD9656-cover.jpg
FONTEC. FOCD9656