HOME  >  ピアノ   >   『きらきらピアノ』完全準拠CDレコーディングレポ 第1弾

『きらきらピアノ』完全準拠CDレコーディングレポ 第1弾

先日このブログでお知らせした「きらきらピアノ」CDですが、今日はレコーディング風景をレポートしたいと思います。

 

ピアニストの三舩優子さん、そして"きらきら"シリーズ編者である轟千尋さん、という豪華なツーショットが集合!

今回のレコーディングは、全178曲という膨大なトラック数。演奏して下さる三舩さんも、それを一音も逃さず聞く轟さんも、ビクターのスタッフの皆さんもそれはそれは大変な作業です!

 

三舩さんと轟さんとで打ち合わせ♪ お二人の息がピッタリで、とっても楽しそう!

 P1000253.JPG

ドキドキしながらの録音開始。三舩さんの音が、(形容するのは難しいのですが)ぽろんぽろんと響き出すと、みんなで「素敵〜」とうっとり顔。

・・・いかんいかん! 今日は演奏会じゃなくてレコーディングだった!(汗)

音やアーティキュレーションの11つまで、お二人で意見を出し合って、こだわって録音が進んでいきます。編集者の我々は、轟さんと一緒にこだわって「楽譜」を作ってきたわけですが、今度は目の前で「音」という命が吹き込まれて、ひとつの個性をもった「人格」のようなものが生まれていく瞬間を体験させて頂きました。

いわば、出産に立ち会いしているような!! 感動!!

 

ピアノに魔法をかけてくださった調律師さんは磯村昇氏。ピアノと対話中です。

P1000350.JPG

廊下に出ると皆さんからの差し入れスペースが!

P1000315.JPG

なんだか芸能人気分・・・♪

写真は轟さん差し入れの「じゃがポックル」美味しい〜(> <)

 






今回のレコーディングを通して、本当にたくさんのことを学ばせて頂きました。

三舩さんが弾いてくださると、「こんな個性もいいな」「さっきのも素敵だな」と、一つに絞るのが大変。でも、演奏ってそういうものだと改めて思ったのです。演奏表現は10人いれば10通り、100人いれば100通り。CDを聞くことで、「きらきら」を使って下さっている方々が、「あんな演奏もいいな」「こんな演奏してみたいな」と思って下さる"幅"と"可能性"がずっとずっと広がる、と思うのです。

「お手本」として聞くだけでなく、自分の、生徒さんの演奏を見つけるための一つの足がかりになったらとっても素敵、と思います。

CDは12月19日に発売です!

聞いて頂ければ、もっともっと「きらきら」を楽しんで頂けるはずです!!