全音では、この11月新刊としてファン・マニアさんには待ちに待ったというべきポケット・スコア、アラム・ハチャトゥリャンのバレエ音楽《スパルタクス》の組曲「第1番」「第2番」「第3番」の3冊を、一挙に発売します!
詳細はリンク先(全音HP)を見よ。
ところで今もってハチャトゥリャンのバレエ音楽「ガイーヌ」「スパルタクス」のCDの定番として外せないのが、ハチャトゥリャン自身が指揮した2種類の録音盤ですよね。
ここでは、《スパルタクス》のポケット・スコアは出版されたけれど、ハチャ自作自演を聴いている私は、どのスコアを買えばいい? という、絶対問い合わせ殺到しそうな質問に先駆けて、それをここで紹介してしまおう! というお得なガイドをしますです。
まずは、1962年3月にウィーン・フィルを振ってイギリス・デッカ(DECCA)に録音された4曲*についての情報です。
*最新の国内盤は2009年11月11日【なんと明日やん】、(日)ユニバーサル・ミュージックから発売されるUCCD4424です(税込¥1,600)。(全音ではCDのお取り扱いはしていません。あしからず)
1. Adagio of Spartacus and Phrygia (スパルタクスとフリギアのアダージョ)
→ 第2組曲(第1曲)
2. Variation of Aegina and Bacchanalia (エギーナのヴァリアシオンとバッカナール)
→ 第1組曲(第3曲)
3. Scene and Dance with Crotala (情景とクロタルを持った踊り)
→ 第1組曲(第4曲)
4. Dance of Gaditanae and Victory of Spartacus (ガディスの娘たちの踊りとスパルタクスの勝利)
→ 第1組曲(第5曲)
以上。
つまり、とりあえずは「第1組曲」と「第2組曲」を買えばいい。ついでに「第3組曲」も買って3冊揃えたらイイです。(笑)
ロンドン交響楽団と録音したEMI盤については、次回(その2)で。